苦痛も多い旅36日目。
5時起床
椅子の寝心地は悪く疲れがとれているかわからなかった。身支度をしながら物がなくなっていないか確かめたが、特に変わった様子もなかった。しかし、セニアカーのおじいさんは朝から道の駅を縦横無尽にセニアカーで走っていた。(何をしているかはわからなかった。)
朝御飯は何も買っていなかったので途中のコンビニのイートインコーナーで食べればいいと思って走り出した。
〜インドア人間によるアウトドアな生活記〜
苦痛も多い旅36日目。
椅子の寝心地は悪く疲れがとれているかわからなかった。身支度をしながら物がなくなっていないか確かめたが、特に変わった様子もなかった。しかし、セニアカーのおじいさんは朝から道の駅を縦横無尽にセニアカーで走っていた。(何をしているかはわからなかった。)
朝御飯は何も買っていなかったので途中のコンビニのイートインコーナーで食べればいいと思って走り出した。
日本満喫の旅、35日目。
朝から漁師さん?達が道の駅に集まって話している声で起きたような気がする。
プリングルスを食べながらテントを片付けている時も行き交う漁師さんに「おはよう。」といっぱいの方に言われて朝から気分が良かった。
今日のお昼ご飯は前に仙台のチャリダーの子から教わった室戸市にある店で食べようと思って走っていた。
道が凸凹していて心配していると、案の定後輪がパンクした。前と違う箇所のパンクだったら悲しかったが違う箇所だったので自信喪失にはならなかった。
お昼を予定している店の開店時間までにはだいぶ余裕があったから焦りもせずに修理をした。
開店の11時前には『料亭 花月』には着けた。老舗って感じの店内でお客さんも多く入っていた。
目的のキンメダイを使ったキンメ丼を食べる。キンメダイの刺身となんかの刺身2種類、キンメダイの照り焼きが乗っている。中でも照り焼きが美味しかった!
最後はキンメダイの出汁をご飯にかけてお茶漬け風で食べる。ご飯の量が多かったがお茶漬けで食べることで意外にも食べれてしまう。個人的にはお茶漬けにしないでそのままが良かったかもです。
室戸の海岸線を走っているとダイナミックな景色が広がる。あとでわかったのですが、タービダイト層っていうらしいです。
途中にあった室戸ジオパークに寄りました!
ここに来て初めて知ったのですが、室戸は「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されてるとのことでした。(日本では8ヶ所認定されてる)
ジオパークで室戸の奥深さを勉強してきました!
室戸はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの動きに依って隆起し続ける大地というのが驚きました。
砕いたご説明をさせて頂くと、
お好み焼きを作る場面をご想像ください。フィリピン風お好み焼き(具はバナナやドライマンゴーでしょうね。)と、ユーラシア風お好み焼き(地中海のエビとかオリーブ、)を作っているとしましょう。
お好み焼きの生地を鉄板に注ぐと広がり焼いて固まります。
それでは、先程の2種類のお好み焼きの生地を小さい鉄板に注いでしまったら?
生地と生地がぶつかり、混ざった箇所はバナナもマンゴーもエビもオリーブもすべて入っているお好み焼きが出来ます。そしてそこは具の分厚くなるでしょう。。
。。
っといったイメージのことが室戸でも起きてるとのことでした。
地球も卵みたいに一枚の殻では出来ていなく、ヒビが入ったゆで卵みたいな殻(プレートと呼ぶ)が集まって出来ております。
フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に入り込む場所は南海トラフと呼ばれ、地震などでも有名ですね。
プレートが食い込む際にプレート上にあった土砂などが海底で積層されていきます。また、力がものすごいため地層は歪みます。タービダイトの用な縦に筋が入った地層が現れるそうです。
室戸近郊の海底では大地が生まれ続け、地震の毎に室戸の大地は押し上げられます。(平均約2メートル/千年)世界的にも成長するスピードが早いことから地学者さん達に有名だそうです。
こういう話を勉強すると地球ってすごいって思いませんか??今も地球は生きてますょ。
ジオパークを後にして、また道なりに進む。そして、徳島突入!
コンビニも休める場所もなく進み続け、夕方にやっと道の駅に着いた。案内所の人にテントを張っていいか確認したところ、敷地内に張るのはダメと言われてしまった。駐車場にも、「長期間の駐車禁止!」とかっていう張り紙があったりしたので厳しいかなぁっと思っていたらやはりそうであった。初めて断られてしまった。現在17時で、次の道の駅までは30キロ以上ある。久々の夜走行となってしまったのだ。
19時を過ぎると本格的に暗くなる。外灯もない峠はやはり怖くてお墓とかもあっちゃうものだから雰囲気が凄かった。
なるべく早く、なるべく止まらずに走り続けた。そして、20時を過ぎた辺りで道の駅『日和佐』に着いた。
1日で100キロ以上走ったので疲れが酷くて寝床を探す。そうしていると、チャリダーの人とセニアカーに乗ったおじいさんが小屋みたいなスペースで話していた。セニアカーにゴミみたいのが多くのっているので、そういう人と旅人のチャリダーが話しているんだろうと思った。
自分もその人達を参考にして小屋みたいな所で寝ることにした。テントを張らなくていいから楽であった。
椅子の上にシートと寝袋を広げ寝床を作った。今日は寝返りをうつとダメージがくる仕様になっていた。
寝る前の歯みがきをするためにトイレに向かう。いつも多目的トイレで歯磨きをしているので、今日もそうしようと思って開けた。そうしたら、セニアカーのおじいさんが座っていた。セニアカーもトイレのなかに避難させていた、その光景を見て何秒か固まってしまった。そして、謝りながら扉を閉めた。
自分が眠りに落ちるまで扉が開けられた感じはしなかったので、恐らくあのおじいさんの夜を越す場所だったんだと思う。
朝起きたらなんか失くなってても不思議には思わない環境であったが、寝袋に入ってからはすぐに眠りに落ちた。
オススメ度:★★★★★★
限界を越えちゃったソフトクリーム。室戸の海洋深層水からの塩と備長炭で出来ている。前に食べた塩ソフトと同じ部類。塩を混ぜることで甘さが際立ち、後味はスッキリとしている。備長炭はよくわからなかったけど、感動的な美味しさになっていた。
雨風に晒されること、34日目。
ゲストハウスでの眠りは、快眠であった。11時チェックアウトなのでまだ寝ていたかった。しかし、今日はやることがあったので仕方なく起きる。
高知県の山奥で起きた33日目。
今日は朝から雲1つない晴天であった。
8時過ぎから動き始め、にこ淵には10時半には着いた。
やっと30日目!
昨晩は冷えてホッカイロの残りをすべて使ってしまった。そして、モバイルバッテリーの残量もすべてなくなったため今日はオフ日にした。
朝は残っているチキンラーメンを茹でて食べた後、テントに一応な鍵をして街に出る。
電源を確保できるところがカフェやマクドナルド、コンビニのイートインなどである。走っているとマックがあったのでアップルパイを注文し、充電体制を整える。
モバイルバッテリーは容量が大きいのでフル充電には時間がかかる。なので、ドラクエをしながら黙々と充電が終わるのを待っていた。しかし、Switchもバッテリーがなくなりもぐら叩き状態になっていた。
結局のところ、8時半頃から入り、15時半にマックを後にした。それでもまだまだバッテリーの充電は完了していない。
これからは節電も含めてやっていくと思います。
日用雑貨を買ってから公園に帰ったらテントが無事でよかったです。
こういう日もある!
サバイバル生活29日目。
久々の早朝からのテント回収作業である。
~街に溶け込むテント~
近くのコンビニでどん兵衛を食べてから出発する。今日は山側から四万十川キャンプ場に向かう予定にした。途中で温泉博士が適用できる温泉があるためだ。出発したのが早かったため開店より先についてしまいそうなので、近くの道の駅『森の三角ぼうし』に寄る。ここは鬼北町という地域で鬼が出迎えてくれる。
この鬼がかなりの頻度で道の駅に誘ってくる。
道の駅は各地域の特色が出ていて面白い。ここではキジ肉が売られていた。また、みかんジュースが半額になっていたのとお餅が美味しそうだったので購入。
道の駅を後にし、ぽっぽ温泉に着く。『JR松丸駅』の二階が『森の国 ぽっぽ温泉』となっている珍しい作りとなっている。温泉が開く10時になるまで外にあった足湯に入りながら近所のおじいさんと話していた。
温泉は作りも新しく、明るい雰囲気でよかった。また、泉質もアルカリ性らしくツルツルになってなかなかよかった。
お昼は通り沿いの道の駅、『よって西土佐』で食べた。(いつの間にか高知県に入っていた。)
目の前に四万十川も流れていて景観がいい道の駅であった。
お腹も膨らみ、温泉でスッキリしていて、道も緩やかな下り坂が続いていてサイクリングにはピッタリであった。
鼻唄混じりで川沿いを下る。その途中に沈下橋という看板があったので寄ってみた。
増水時にはこの橋が冠水するように作られているとのこと。四万十川がすごく綺麗にみえる。
その後も川沿いを下っていき、下流にある四万十川キャンプ場で宿泊。
気持ちのよい一日であった!