自転車と共に旅をして23日目。

カプセルホテルでチェックアウトの10時までいてそこから出発。

まだ咳が出るのと、鼻水が出る。(鼻水は花粉症なのか風邪なのかわからない。)

これからの予定を

四国に入ると今より絶対、過酷な生活になることが予想できた。今後の計画を立てるためにどこか落ち着ける場所を探す。

ホテルのすぐ近くにビッグボーイがあった。ここであればサラダバーがあるので、栄養価の高い食事ができるであろうと思い入店。

サラダ、カレー、ドリンクすべて食べ放題である。ビッグボーイの中で四国の無料で入れる温泉の位置や漫画喫茶の場所などを調べていた。

四国には万全の体調で突入したかったため、今日は本州と四国を繋ぐしまなみ海道の手前の漫画喫茶で完璧な状態を作ることにした。

そこまでは10キロしかないのでビッグボーイでゆったりすることにする。

ふと、この食べ放題っていつまで食べてていいのか気になりスマホで調べたところ、「注文から二時間以内」だということがわかった。

メニューにも小さくそう書いてあることを確認した後、記憶を消した。

ドリンク片手にブログの更新作業をしていると、ご婦人に『貴方があの自転車の人？』と声をかけられる。

駐輪場で私の自転車と看板を見たとの事であった。これから四国に行くことなどを軽く話した。『一人ですごいねぇ-』などと言われてしまうとビッグボーイでダラダラするのが少し恥ずかしい気にもなったが居座り続けた。

当然、ご婦人の方が先に食べ終わり店内を出るときに『車に気を付けてね』っと言ってくれた。

この時点で12時を過ぎていたので店員さんに何か言われるかもしれないと思い臨戦態勢をとっていた。

こちらとしては、なるべくテーブルの上に食べかけのものを置かない努力をしていた。席を座るときに失敗してしまったのが隅っこの席を選ばなかったことだ。
店員さんの視界になるべく入らないように最小限の動きのみで過ごしていた。

店員さんもプレートを下げてくれるなどして、私の会計を催促させた。(そう思っているだけ)

こちらも負けずとイヤホンを付け、より真剣な顔でスマホをいじり、話しかけにくいオーラを作った。

この攻防が続き、15時にお昼ご飯分のカレー２杯を食べてから席を立つ。

レジに来て、おじさんがレジ打ちをしていたときはヒヤリとした。自分の確認不足だったのがいけないのだが、鉄則としてはアルバイトっぽい女性が対応しているときの方が問題になる確率は少ないように思えたからだ。

伝票にはオーダーが通った時間が書いてあるのでここを指摘されたら終わると思い、すかさずケータイクーポン(お会計から10％OFF)を表示させ画面の方に意識をそらした。

こうして、何事もなくビッグボーイを後にしたのであった。結果として５時間は飲み食いをしていたことになる。

漫画喫茶に向け

風が強いなかゆっくり自転車で進み一時間程で到着。チェックインには早かったので、回りのスーパーなどでショッピングをしてから19時にチェックインをするのであった。