福島県2日目、覚悟の旗


240日目、10月2日。

序論

今日は使えば使うほど増えていくものってなぁんだ?みたいなクイズがあったのを思い出しましたよ。

色々あるので1つだけが答えではないですが例を出すのであれば勇気とか。今日はそんなハートフルストーリーとなっております。

かね?

5時起床

道の駅南相馬にて起床。昨晩は珍しくトイレで起きることもなく朝までグッスリだった。

昨日に引き続き通行禁止地区との勝負となります。
今日はヒッチハイクか迂回のどちらかしか手が残っていない所からスタートです。

朝御飯は道の駅付近のコンビニでパンを買って食べた。あとそれと、ノートとマジック。

ヒッチハイク大作戦

どうしても いわき市に行きたいんじゃ!そういうことで選んだ方法はヒッチハイクであった。

個人的にヒッチハイクカーってあまりいい印象をもっていないんですよねー。

Googleで『ヒッチハイク』とかで検索しても迷惑、うざい、嫌いなどの候補が出てきます。私もそっち側の人間でした!

まぁ今回だけだし成功する確率も低いだろうしやるだけやってみるか。って想いからペンを走らせました。

初めてなのにこの完璧さね。目的地はわかりやすく、見やすい。そして自転車含めてっという文を強調したオリジナリティ。

後は身なりも整えた方がいいらしいのでスパッツを履いてもう準備万端ですよ。(半袖半ズボンよりは良いかとおもって)

ヒッチハイク大作戦始動!っと思ってもなかなか行動に移せないのです。

たまにヒッチハイクしてる人いますけどほんと鋼鉄の精神だと思いました。私なんて豆腐とゼラチンで出来た精神力しか持ち合わせていないので、うじうじしてましたよ。うじタイム30分の後、朝8時に決心でき、やっとヒッチハイク作戦始動!

場所は道の駅の入り口ですね。

~右前にある芝生の上です~

ここにいれば道の駅に入ってくる車には確実に目に入るっていうことです。

しかし、少し時間が悪かったかも…道の駅の開店が9時なのでほんの僅かの車しか入ってこない。

もしろ、通学中の高校生の方が多いレベル。
ヒッチハイク中は捨て猫の気分がわかりましたね。段ボールの中に入れて道に捨ててある子達ですね。ミャーミャー鳴く(泣く)理由がわかる。かなり心細くて精神が削られていく感じがヒシヒシと伝わってきます。

その後は作戦変更してトイレの前で待っていたりして、30分立っていました。

が、成果なし。話しかけられもしない。そもそも人が少なすぎるのでもっと違う場所を。っと思ってエリア移動です。

昨日来た道をもどりまーす。

セデッテかしま

次に目をつけたのが『セデッテかしま』という施設です。

ここは国道からも入れるし、高速道路のサービスエリアにもなっている場所。我ながら完璧な作戦だと思う。

実際に行ってみると高速道路エリアには自転車は進入禁止だと!!

まぁヒッチハイクに成功したらタイヤを外す予定なのでそうなったらもう自転車は自転車じゃなくなるから大丈夫だ。I’m ok.I’m ok.っと心で念じる。

だけど、まずは腹ごしらえだ。

エビフライパン的なやつ

気合いも入ったことだし場所はあの日陰が良さそうだ、っそうおもった。令和始まって以来の大作戦が始まろうとしていた。

できねー!
精神力が全く足りていなかった。足が重くなり意識も重くなる。

幼い頃から勇気とは無縁の生活をしていた為、これっぽっちの事も出来なかった。

ここでヒッチハイクして恥をかこうが殆ど無関係の人が歩いてるだけだ、お前のことを見てるわけじゃないんだ。って解っているんですが、出来ないんですよ。

覚悟の旗を掲げろ!

チキンな私はスマホをベンチに座りスマホをいじることをしてしまっていた。

そうこうしていると30分、1時間、2時間と時間だけが無意味に過ぎていった。

結局はそうなんだよな-。自分の出来る事しかしないで、出来ない事に直面すると後退りしてしまう。
半年以上も旅をしてきても何も変わっていない自分がわかってしまう。そんなことじゃだめだよな。せめて1つでいいから自分の中にお土産を持っていくんだ。

時刻は12時。お昼時でレストランに来る人も多くなりお客さんの数も増えている。

もうこの作戦はヒッチハイクが成功していわき市に行けるかどうか?ではなく、自分で決めたことをやれるかやれないか?の己との戦いになっていた。
ここでやらずに迂回だけするのは男の恥だ。5分でいいからやるんだ。

場所も施設の入り口のこの看板の前に立つ。

セデッテとは方言で『連れてって』という意味らしい。ならば私を導け!!
精神を保つために片耳にイヤホンを着けて音楽を聞きながら覚悟の旗を掲げる。

道の駅よりも全然人が多くて、観光バスから降りて来た人達。カップル。マダムなど様々な人が行き交っていた。笑顔なんか作れるわけもなく、音楽が1曲終わるのをただ強く願うだけであった。

ミスチルの『いつでも微笑みを』が終わったと同時にトイレに駆け込んで落ち着かせる。

これにてヒッチハイク大作戦は成功に終わった。
自分を自分で誉めてあげることが出来たら人生は勝ちでいいのかな?って思った。

迂回しましょう!

時間と精神を消耗したが気持ちは晴れ晴れとしていた。トイレでスパッツを脱ぎ、さぁ行きましょう。

いく手には山があろうが大した問題ではない。
気温が31℃だったのは大した問題であって汗がダラダラ出しながら坂道を登る。

久々にお茶を頭からかけたりして進んでいた。

福島市

峠を越して遠くに街が見えると少しホッとした気分になる。暗くなる前に福島市に着くことができた。

夕飯はCoCo壱!

写真ブレブレですが、ここのCoCo壱は味噌汁があった。組み合わせは謎。

今日も満喫に泊まらせてくださ-い。

総括

今回の件はヒッチハイクでしたが、自分の出来ないことを普通にやる人達もいますよね。そういう人のことをもっと尊敬できるようになりました。

読者の方も1人で知らない土地に立って知らない人に見られながらヒッチハイクが出来るかどうか…考えてみて下さいね。

ただし、友達と2人でやってるばは余裕だからな!論外だ!!遊びでやってんじゃないんだよぉ!

ざっくりサイクルデータ

ざっくりゴールまで

あと450キロメートル


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“福島県2日目、覚悟の旗” への3件の返信

  1. おお!いいね!!是非是非やりましょう!

    だいたいの東京到着予定を、1週間前とかに発表してもらえれば、会えると思います。よろしくです。

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