66日目。5月9日。
5時起床
総じて沖縄の道の駅は深夜も賑やかです…。
やんばる地方へ
まずは、やんばる地方からの説明です。
沖縄は大きく分けて、北部・中部・南部の3つに分類されます。
南部は、港や空港で沖縄の玄関としての機能や、ひめゆりの塔など歴史的なものがあるイメージ。
中部は、美ら海水族館やビーチなど観光地やリゾート地として発達している。
そして北部はやんばる(山原)地方と呼ばれ、山や森林が残っている地域です。今日はやんばる地方を一気に駆け抜けるつもりでいた。(泊まるなんて考えられない!)っという意気込みで道の駅を出発した。
走り始めると、トンネル名もだいぶ原始化してきます。
~ウテンダトンネル~
北に行けば行くほど交通量は減ってきて、通るのは養豚場のトラックが極たまに通るくらいになってきます。
~やんばる地方~
そして、やんばる地方には、そこだけにしかいない独自の生物がいます。その代表格が『ヤンバルクイナ』です。これは飛べない鳥で、それだけでなんかいかにもか弱そうといった感じがします!やんばる地方の道路には至るところに『飛び出し注意』の看板があります。
~ヤンバルクイナ飛び出し注意!~
暑さとアップダウンの多さが嫌になってきますが、ヤンバルクイナが出てくるかも?っという期待を胸に前へ進みます。あと道中に蛇の死骸があって、ハブかどうかは見分ける方法がわかっていないので少し背筋が凍る様な時もあります。(近くにいかないと死骸だとわからないし)今日だけで蛇の死骸は4体見ました。
本当の話だょ!
山道を登っているときに道脇から音がしてすぐみるとオレンジの足の生き物が山に逃げていくのがわかりました。おそらくヤンバルクイナだと思っております。お手軽にヤンバルクイナを観察したいよ。っと言う方は『クイナの森』という施設があるのでそちらに車で行くのが完璧なプランであると思います。
お昼休憩
コンビニはずっとなく、共同店というものが各集落に1店舗あるというのが続きます。(登り坂→下り坂→登り坂→下り坂→集落→最初に戻る が繰り返されます。)
金額は割高ですし、おにぎりに関しては具や金額の表示がなかったが、この3点を購入。
~540円くらいだった気がする~
ご飯を食べているとカップルに声をかけられる。一通りの定型会話を話したあとにヤンバルクイナに会ったことを言うと驚いていた。彼氏さんの方は自転車が趣味で沖縄は何周もしているそうだが、野生のヤンバルクイナは見たことがないとのことであった。二人とも沖縄在住の方であったが見たことがなかったので、クイナの森に行ってきた帰りであった。また、彼氏さんは元自転車屋さんで、自転車の調子を見てもらった。そしたらブレーキシューを交換したほうがいいと言われた。(タイヤを挟む場所)ずっと前からブレーキの効きが悪いと思っていたことをバシッと指摘されたので彼が前に勤めていた自転車屋さんに行くことをきめた。彼女さんからは、お菓子をもらった!
再出発をして、彼等が乗った車に抜かされる際も応援をしてくれてそれだけでも嬉しかった。
暑い…
登り坂で汗をかいて、下り坂で乾かすということを繰り返す。道中に、綺麗な喫茶店があったときは思わず、入店をしてしまった。沖縄の甘味といったら、ぜんざい というくらいに はまっていた。
注文してから数分かかったのでかき氷なんでなんで時間かかるんだろうと思っていたが、氷がふわふわなタイプのかき氷であった。甘さは上品な控えめな甘さであった。(疲れた体には乱暴な糖分でもよかったが。)
今日はお風呂に入りたかったので宿をとっていたので、また自転車をこぎ始める。途中で雨が降ってきたので共同店で雨宿りをしていた。沖縄は曇り予報でも1時間雨が降ったりする。足止めを食らってしまったが、虹を見ることができたので良しとした。
宿到着
19時半にやっっっと今晩のゲストハウスに着いた。飲食店もやってるオーナーがゲストハウスも経営していた。