北海道14日目、流氷の天使【クリオネちゃん】


運のよさ絶好調です、194日目。8月16日。

8時起床

稚内森林公園キャンプ場にて起床。

子供たちがキャっキャしてる声で起きました。

いい目覚め。軽くパンを食べて、テントをたたみ、出発です。

氷雪の門

キャンプ場の近くに慰霊碑があるので行ってみた。
戦時中~戦後のソ連との北方領土問題が書いてあります。

今もなお続いている問題ですね。

道の駅わっかない

慰霊碑は樺太が見えるように高台に作られている。

そこから見える稚内市街。

今度は坂を降りて市街に行きます。

道の駅わっかないはJR稚内駅と併設されている。

その他の見所も多い。
『稚内港北防波堤ドーム』というのも近くにある。

高波が年中発生するそうで、人が転落することが多かったそうです。

昭和6年から作られ始め5年で完成。

他に類を見ないお洒落な見た目となっております。

昔はここでキャンプが出来たそうですが、今は夜営禁止の張り紙があるのでぜったいやってはだめですよ!

あとここは心霊スポットにもなっていてこのドームの下にはこれを作る際に亡くなった人の人骨が多く埋められているそうです。

地元の人は『よくキャンプをするな-。』というのが結構話としてあがっていたそうです。

そして、JR稚内駅。

線路の終点にもなっております。

それと驚くのが稚内駅の2階は映画館になっております。

稚内でしばらくは停滞するのでここで暇を潰すことも出来るなぁと思いました。

稚内駅を出て11時と少し早いですが、セイコーマート補給。

おすすめがあった、すじこのおにぎり。

高いけどうまい。うまいけど高いです。

ノシャップ海流水族館

近くに水族館があったので行ってみた。

それが『ノシャップ海流水族館』。

ノシャップっていうのは、なんかよくわかりませんが、ここら辺のことをノシャップ岬というのでこういう名前だと思います。

入園料500円でかなりリーズナブル。市営だからかな?

園内は水族館と科学館があります。

まずは、水族館の室外の方から。

水族館では珍しくない、変哲もないペンギン。

変哲もないアザラシですが、100円で餌をあげることができます。

そして丁度アナウンスで科学館でプラネタリウムの上映が始まるお知らせがあったので、プラネタリウムも見た。

あと科学館では、滑車と重りの関係の展示が個人的には良かった。

物理の問題などに出てくるやつですが体感するのが一番早いですね。

滑車素晴らしい!っというのと自分は30キロの重りも持てないのか、泣

っということを痛感しました。

懐かしのイライラ棒もありました。

そして水族館の方に戻り、楽しみにしていたあの生き物と対面!
クリオネちゃん!!流氷の天使!

想像以上に小さいです。2~3センチくらい?

テレビだとグロい捕食の映像が有名で恐る恐る見ましたが本物はめちゃかわいいです。

まぁ、実際の捕食シーンを見たらまた怖くなるかもしれませんが、笑

あと気になったのはこのコンペイトウっていう魚。

この子達もかわええ。

あとはほんとに、こじんまりとしていた水族館であった。

台風が近づいてます!

今日は日中から風が強く深夜から明日の夕方まで台風の影響で荒れる予報になっていた。

キャンプ場なんて言語道断で、宿を探していた。

スマホで近くの宿の金額を調べる。

安そうなところに電話で料金を聞いても、1泊3,700円。

しかも、素泊まりで、トイレとお風呂は共通という条件。

安全を見て2泊するとすると、7,400円。。高い…

近くのライダーハウスならば、夕御飯と朝御飯つきで3,000円。

料金はいいが、ずっと同じ面子でいるのも疲れそう…

高い宿にするか、孤独になるかもしれないライダーハウスに泊まるか、

そうとう頭を悩ませていた。

この建家の前の左手前にあるブロックに座って方針を練っていた。

暫くすると、一台の車が停まり中から人が出てきた。

男性が一人出てきて『すいません。そこ私の土地なんですけど。』と言われた。

邪魔だよこら!っと捉えた自分は速攻で謝って、立て掛けていた自転車に乗り後にしようとした。

自分でもよくわからないが去るときに『ここらへんで安い宿ってありますかね?』っと聞いていた。

そこからその男性に少し経緯を話した。

そうすると、『丁度私もシェアハウスっていうのをやってるんですよ。横が建家になります。』と言った。

ホテルとかで検索しても出てこなかった施設。それがこの『キックスタート』というシェアハウス。


彼はここのオーナーさんで1泊2,000円。2日で4,000円でいいとのことであった。しかも、一室使える。

こんなうまい話に乗らないわけがなかった。

すぐさま承諾をして、施設案内を聞いていた。

まずはここが貸してもらった部屋。上等すぎますね。

広々としたリビング。

そんな紹介を受けていると管理人さんが帰ってきたらしくその方とも挨拶をした。

名刺をお二人からもらい、オーナーの最初に話しかけてくれたAさんは現名古屋大学の先生。

法学や移住学っていうのを専攻している感じ。

管理人さんのMさんは私と同じくらいの年で稚内で なんでも屋を営んでいる。
そんなお二人と無職のチャリダーの私の3人のシェアハウス生活が始まったのである。
月9に採用されそうな設定である。

お夕飯はジンギスカンパーティーを催してくれるそうなのでそれまでは各自ゆったり。

少し眠かったので仮眠をとって、16時辺りに起きた。

お二人の知り合いの家族がリビングにいてなんか話をしていた。

世間話なので自分も輪の中には入れてもらい話していた。

その家族は兵庫から来ており泊まるわけではなく、自分が加わって少ししたら札幌まで戻らなければいけないといって帰っていった。

少し部屋に戻ったら。ジンギスカンパーティーが始まった!

~イメージ図~

おそらくAさん持ちの会であったと思う。ごちそうさまでした!

ジンギスカンは肉が独特な臭さがあるっていうイメージでしたがそんなこともなく食べやすい。

豚肉が好きな自分にとっては羊の肉はそれに近いような感じがして美味しかった。

3人で卓を囲み話す。
お二人は元々は関西の人で稚内に魅せられて移住をしてきたとのこと。

特にオロロンラインが一番好きらしい。

他の若者にも稚内の良さを知ってほしい、そしてあわよくば移住を検討してほしいとのことがこの『キックスタート』とコンセプトです。

なので、このシェアハウスの正式な名前も、『きた北海道移住支援型シェアハウス』となっています。

それなので、他の宿泊施設とは違い誰でも泊まれるわけでもなければ、ホテルとかで検索しても出てこなかった訳です。
なんというめぐり逢い!

お二人の地域活性化を目指す姿勢も感服をいたしました。

食後のコーヒーの後、Aさんは他の所に住居があるらしく帰っていった。

管理人のMさんはシェアハウス住まいなので、2人でサッカー盤をして遊んだ。

一時間はしなかったと思うがそれくらい遊んでお開きとなった。

素晴らしい出会いに感謝しながら眠るのであった。

サイクルデータ


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