宿題終わりましたか!210日目、9月1日。
6時半起床
知床野営地にて起床。この頃は天気がいい予報ですし、満足満足。
昨日から韓国人チャリダーのデジュンさんと同行中。
昨日のテントのご近所さんから朝コーヒーを作ってもらって飲んでいた。
今日の予定としては知床半島をおもいっきり味わうプラン。
つまりは、クルージングです。
というわけで、以前から知床岬(知床半島の先)まで行くツアーを予約していた。大金の8,000円のクルージングである。
クルーズフォックス号
テントはそのままにして朝御飯にセイコーマートへ。チャリダーがいっぱいいます。
3時間以上の船旅になるので酔ったら怖いので軽めに済ました。
近いキャンプ場なのですぐ『クルーズフォックス号』には着いた。
クルーズ会社はおそらく5社で知床半島の何処まで行くかによって値段も変わる。この会社を選んだ理由はこれ!
双眼鏡をレンタルするとスマホを取り付けるアタッチメントも貸してくれるためであった。
これで高倍率の画像も撮れてしまうわけである。まぁ使いにくかったので最終的には使いませんでしたが。
定刻の9時過ぎとなったので高速フェリーみたいのに乗り込みます。
船はざっくり他の会社と比べて小さいです。
ここから知床峠までのコースは1番長い距離で3時間の運航。
熊が見える確率は9割り以上で、イルカもそこそこ見えるらしい。レアモンスターでクジラやシャチが見えることがあるらしい。
熊はクマ牧場で見たのでクジラやシャチなどの大きな海洋生物を見たくてワクワクしながら乗船をした。
と言うわけで、知床半島堪能の船旅にしゅぱーつ。
知床クルーズ
逆光がすごい。笑
さすがの断崖絶壁です。そして崖までびっしりと木や草が生い茂っていますね。
これが『カムイワッカの滝』です。
そして、この上流には『カムイワッカ湯の滝』という温泉の滝があるそうです。車で行けるのはここまでとなります。
~カムイワッカの滝~
カムイ(アイヌ語の神の意味)を使っている神聖な滝でもある。
カムイワッカより岬側は漁師が使う番屋(泊まったり作業をする小屋)があるだけになってくる。勿論、一般の人は立ち入り禁止の場所である。
~番屋~
~なんかの滝~
とりあえず、滝は多いです。笑
鮭漁が解禁になったらしくて漁船が多かった。
そして、知床岬に到着。
奥に見えるのが北方領土の国後島らしい。
~知床岬~
帰りは少し陸から離れてスピード速めで戻る。
アングル的には帰りの方が写真写りがよかった。
小さい船なので船酔いが心配でしたがドリンクのお陰か酔わずに楽しめました。
~公式ホームページより~
知床クルーズで出会った生き物達
<ウミウ>
レア度:☆☆☆☆☆
黒い鵜です。そこそこ見れます。そして、見れても嬉しくはない。
<ヒグマ>
レア度:★☆☆☆☆
知床の王者。見れると嬉しいが遭遇すると悲しい。
今回ののクルーズでは合計で3回見ることができた。中でも一回は親子で歩いていた。これは少しポイント高いです。
今の時期はマスを食べに川辺に来るそうである。
見れるとそこそこテンションは上がる。
<イルカ>
レア度:★★★☆☆
おなじみの海のアイドル。
野生のイルカ…見たかったなぁ…。
<シャチ>
レア度:★★★★★
海の食物連鎖の頂点に君臨する海のギャング。
クジラに集団でのしかかって窒息死させて補食することもある。
結果は-見れなかったぁぁー!
っということで、生き物遭遇結果としては面白味のない形と収まりました。
知床クルーズに参加されるかたへ
今回わかったことをお伝えしようかと思います。
- 寒いので夏でも長袖の準備はしておいた方がいいです。あと日焼け止めも!
- 船に乗るときは右側の席にしましょう!(往路に知床半島が見えます)帰路でもいいじゃないか!っと思ってましたが帰路は岸から少し離れるルートになります。
- 午前よりも午後のクルーズの方がオススメです。逆光になります。
知床五湖
海からの知床は味わえたので今度は陸です!
っということで『知床五湖』にやって来ました。
自転車は乗り捨ててバスでやって来ましたよ。
~知床五湖フィールドハウス~
湖が5個あるから、この名前になってます。
電気柵が設けられている所と舗装されていない道を歩くルートのがあります。
電気柵の方は無料だし、なんの準備も要らずに湖を楽しめます。(一湖だけしか見られないですが。)
舗装されていない道を歩く場合はレクチャーを受ける必要がでてきます。(時期によって変わります。)
なにせ、ここはヒグマの大出没地帯。
スタッフさんにあとで教えてもらうのですが、3日前にもこの舗装されていない道を熊が横切ったそうです。
同行中のデジュンさんが全部回りたいらしいのでまずはレクチャーを受けます。
その前にざっくりと注意事項を教わりサインをします。そうすると、立入認定証というものをくれます。
これがないと先に進むことができません。
ちなみに、右にあるのは自分が酔い止め用に持ってた喉飴です。
ここでは臭いが出るものはクマをおびき寄せるのでジップロックにいれます。
ジュースの持ち込みもNGです。(水とかお茶のみ)
動画でざっくりと熊に出会わないように、出会ったときの対処法。
スタッフさんからルートの確認と最新の熊出没情報を聞かされます。
15分くらいでレクチャーは終わり一方通行の後戻りが出来ない旅路へ行ってきます!
1時間半くらいのコースだそうです!
っといってもそこまでビビる必要はないです。
観光客が多いのでなんか何とでもなるきがします。
ただ、草の間から時々見える大きな岩とかが熊を連想させビクッとします。
hoooi!!っと声を出したり、手を叩くことは忘れないようにしましょうね。
五湖にまずは着きます。
段々と若い数字に進む順路です。
道と草木との距離が近い。笑
笑えない!!
四湖です。
続けて三湖。
道も綺麗なのですが緊張感も必要です。
そして、二湖です!
これが1番メジャーな湖らしい。
1番右の山が知床の山のなかで1番高い羅臼岳【らうすだけ】となります。
羅臼岳の雲がとれた。
天空の鏡みたいになってます。
天空の鏡とは海面が鏡みたいに空を写すやつです。
正直、二湖は最高でした。ここだけでもオッケーなレベル。
そして、一湖。
~1番右のが羅臼岳~
ここはもう柵の中なので安全は担保されています。
あとは柵の中をちゃちゃちゃーっと歩いて終わりです。
レクチャーを受けないとダメですが、二湖は最高クラスにキレイです!
鹿くらいはいました。
野営地へ戻ります
知床を満足した私たちは『国設知床野営地』に戻った。
ちょうど夕方で今日も東方は赤く燃えていた。
故障中。