北海道31日目、熊に気をつけて!【知床峠】


210日目。9月2日。

7時起床

国設知床野営地にて起床。暑いくらいの陽気であった。
今日も引き続き、韓国人チャリダーのデジュンさんと同行中です。

僕は説得したんだよ

昨日行った知床五湖でも熊の映像を見たのでデジュンさんにも怖さが伝わっていると思った。

っというかデジュンさんは峠に行って、ウトロ地区から羅臼【らうす】という地区に抜けるのだが、抜けたあとはまた峠を通ってウトロに戻って最北端の稚内を目指すらしい。

正直これは意味がわからないので何回も峠にいく必要はないはないんじゃないかと、進言していた。

しかし、なんか意思が固くて、『ワタシマダ、ラウスイッテナイネ』とかなんとか言って止められなかった。

そうした時に自分の身の振り方を考えていた。ずっと悩んでいた。。

熊が出るかもしれない知床峠を迂回することもできる。

しかし、来年には東京オリンピックですよ…。滝川クリステルさんのプレゼンテーションでもありました、『おもてなし』。わざわざ仲が悪い日本に観光に来てくれた韓国のかたをミスミス独りで行かせられるかっての。

ついていくしかあるまい。これが別名『マスダ精神』である。

装備を紹介

ヒグマはまずは出会わない工夫をする、これが鉄則で鉄板で常識である。

そのために人間がいるんだぞ!っと知らせる必要がある。そのための鈴である。

これについてはデジュンさんが持っているから大丈夫。

そして、万が一の襲われることも視野にいれとかないといけない。

クマ撃退スプレーってのがあるらしい。まぁそれに似たような物を丁度持っていた。

これらが自分が用意したセキュリティである。(なんも用意していない。)

知床岬へ

朝御飯はセイコーマート。普通に標高も高いところに行くのでパワーもつけとかないと。

それでは、行ってきます。

知床岬

『知床国立公園』にやって来ました。ここからは坂道が続きます。

当然熊への注意喚起の看板はあります。

道としては普通の峠道だと思ってください。しかし、茂みが揺れたり なんか黒いものがパッと見えるとビクッとします。

この峠は750mと結構な高さです。

私は体力がありませんのでずっと歩きたいけど、デジュンさんは元気で自転車を漕ぎたい様子。

隙あらば『あそこまで自転車に乗りましょー』となる。

私はすぐに疲れて降りるのでまた徒歩となる。そのせいで元気が有り余ってて坂を登っている最中なのに質問が来るわ来るわ。泣

例えば、『これのことを日本語でなんといいますか?(影を指している)』とか

『いちにちのことを日本語でなんといいますか?』『ついたち です…』っと答えると『ににちは?』となる、これが10日【とうか】まで続く。

またあるときは、『私とわたくしと僕と俺の違いは何ですか?』っと聞かれたり。こっちは体力の限界来てるわ!!
当然『全部一緒です!』となりますね。

『女の人が僕とか俺とかは言うのは普通ですか?』と少し勉強もしてて偉いなぁと思いつつ、少し黙っておこうか?っと思っていた。

『どーでしょーねーー』とお茶を濁して終わりにするに限る。

そして2時間半以上坂だけを登り続けて、峠の頂上に着いた。

デジュンさんがあらかじめ買っておいてくれたパンをもらって2人で休んだ。羅臼岳もすごく綺麗にみえる!

そして、北方領土の国後島もうっすらですけど見ることが出来ました。

熊の湯

ウトロという所から峠を登り、頂上で羅臼【らうす】という地名に変わる。

この羅臼側には『熊の湯』という無料の露天温泉がある。

坂道を下っていると硫黄の匂いがしてくる所がある。その近くに熊の湯はあります。

橋を渡ると、

あります。

毎朝地元の方が掃除をしてくれるそうで有料の温泉と同じくらいにキレイです。

男性用の設備をご紹介。左の部屋が脱衣場。右手前で体を洗い、温泉にドボンです。

~ネットから引用~

噂によると源泉を流しているためお湯がかなり熱く50℃くらいだと言うのを見ましたがそこまでは熱くなかった。

~ネットから引用~
大自然の中の露天風呂は最強に気持ちいいです。鳥のさえずりや、木々の緑が凄くいいです。
無料がおかしいくらいに充実している露天風呂です。

が、結構ルールに細かい人がいるのも事実。地元の方だとは思いますが、口調が荒く注意をしてくる方がいますので、そこはご愛敬。

羅臼

少し遅いが13時半くらいに食べたお昼。

キャンプ場に向かう途中、『純の番屋』もありました。

さだまさしさんもニッコリだ。

しべつ海の公園キャンプ場

体力が違うためデジュンさんには先に行ってもらい、『しべつ海の公園キャンプ場』で落ち合うことにした。

もう少しで着くかなぁっというところで大学生チャリダーの子と並走して喋りながら走った。

そして、一緒にキャンプ場へ行くこととになった。キャンプ場でデジュンさん含め3人でだいぶ話をした。

~蚊取り線香ゼンマイ~

語ろう会

下記の内容は井戸端会議的なものなので、あまり突っ込まないでくださいね。

大学生君は日韓問題についてズバズバとデジュンさんに聞いていた。
賠償金問題や、慰安婦問題についてや実際どのくらい反日の人がいるか?など。

デジュンさんが言うには、賠償金は『日本からの賠償金』として受け取ってはいなく『支援金という形』でもらったという認識らしい。

反日感情も一般の方もまだまだ残っていてデジュンさんよりも若い人はそこまでらしいが親以上になると大半は嫌いらしいですね。

今では『ノー・ジャパン』活動が盛んでこの看板や旗がいろんな所にあるそうです。

~うまくできていますよね~

デジュンさんがこの旅行で日本に行くときも周りからは散々言われたらしい。

しかし、チャリダー仲間が日本は自転車で走りやすい国だぜ!っという話もあったため来たらしい。

そして、1番私が驚いたのが福島の原発問題であった。

福島県には近づくなということが言われていて、仙台から日光までの範囲に入ってしまうと帰国後に警察沙汰になるらしい。

驚きですよね-。

これはデジュンさんと会った初日にも話をした内容なのでデジュンさんも関心が強かったと思う。

そのための東京オリンピックにも目くじらをたてている。らしい。

所感

なかなか落としどころが難しい日韓の仲ですが、デジュンさんと3日間くらい過ごして今日なんかもパンを私の分も用意してくれていたり。

また夕方では、キャンプ場で自分があとから来ることを受付にあらかじめ説明してくれていて、お金も私の分も払っていたりしてくれていた。

片言な日本語なのに頑張ってやってくれたんだなぁっと思うと彼の旅行に関われてよかったなぁっと思った。

戦争時とはいえ日本がしたことは誉められることではないので被害者の方やその遺族に恨まれるのは仕方のないことだと思います。

しかし、デジュンさんの話でもありましたヤング層はそこまで遺恨の念を持っていないことから、これからの日本に対する考えを変えてもらえることもできると思いました。

そして、それが出来るのは私を含め今を生きてる人達なんですよね。

冒頭に戻りますが、私はこの井戸端会議からお・も・て・な・しの精神が大切だと再認識出来ました。
一人一人の小さなおもてなしが世界を温めるのではないでしょうか。

 
 

ざっくりサイクルデータ

人気ブログランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)