Outdoor story by indoor human!106日目。6月19日。
5時半起床
道の駅あらエッサにて起床。テントを片付けてる最中に男性に声をかけられて久々に店員さん以外と話をした気がした。
島根県→鳥取県
走るとすぐに県境になった。
鳥取県に入ってまずは『水木しげる記念館』に向かった。
水木しげる記念館
水木しげるロードではいろんな妖怪が出迎えくれた。
銅像があるだけでなく、商店街も妖怪色に染まっていて街含めて楽しめた。
水木しげるロードを歩いていると水木しげる記念館がある。
水木先生の一生や『ゲゲゲの鬼太郎』含めむ作品が展示してありました。
改めて思ったのがハッとさせられたのが目玉おやじは元々 目玉だったけども脳ミソが詰まっているんだな、、っということを思った。
館内には水木先生が訪問した際に直筆で書いた鬼太郎のイラストが至るところにあったり、お化け屋敷みたいな雰囲気もあり色々と幅広く楽しめた。
水木しげるロードに戻り、お昼は喫茶店でカニオムライスを食べた。
ここら辺の地域はカニが有名だと思ったからである。
久々に食べるオムライスは美味しい!
元気なシニア勢
お昼を食べおわり、再び海岸線を走り出して鳥取市街を目指す。
風力発電施設が多くいい景色であった。
坂を漕いでいると同じ進行方向にチャリダーの方が漕いでいるのがわかった。
珍しいことに私の方がスピードが速いので抜かすことになる。近くなるにつれて結構お年を召した方だというのが見た目でわかった。
自転車の後ろについたラジオからはラジオ放送が流れていた。
『ファイトです-』といって追い抜かした。
またしばらく走っていると今度は自分が抜かされる番が来た。
『日本一周してるの-?』と抜かされるときに話しかけられた。
さっきのおじさんではないが、いかにも自転車好きですといった服装でサイクリングをしている方であった。
少しの間並走運転でそのおじさんとは話をした。そのおじさんは鹿児島出発の日本縦断中らしく私と同じで北に向かっていた。
このおじさんは65歳で、ヒルクライムが趣味らしくてこの縦断も1日200キロのペースで走っていて、あと5日後に青森に行かないと。っと行っていた。
5日で青森って新幹線を彷彿させるスピードだと真面目に思った。自分は5日後も鳥取にいるであろう、たぶん。。
・・・
おじさんに抜かされたあと、走っていると今日の宿泊先の『道の駅 ポート赤碕』に着いた。
ここは24時間空いている休憩所があるのでそこでお夕飯を食べていた。
外をみると、私が抜かした遅い方のおじさんもこの道の駅に着いていた。
今日は1人の時間が必要だなっと思って見つからないようにしていたが、同じ旅行者同士考えることは同じで道の駅の休憩室にやってきた。
私の顔をみると『さっきは突然で返事が出来なかった』旨を伝えられた。そこから会話パートが始まった。。
おじさんは白髪の長髪で後ろで髪の毛を結っている。(よく言うとなんかの職人みたいな感じ。)
結構お年を召している方であろうとは見た目でわかったが聞いてみたら70歳とのことで驚いた。
それでいて、京都から出発して九州一周して現在北上しているとのことであった。
最近山口で起こったことにご立腹な様子で、山口の警察に失礼な職務質問をされたようで何度もその話をしてくれた。
『30歳の若造が70のおじいに礼儀がなってないんだよ』
『あまりにも礼儀がなってないんで上司にクレームの電話入れてやったわ』
『5分で終わるっていってたのに1時間かかったわ』
っという話を6回は聞いた。
たぶんその日はおじさんにとっても、その警察官にとっても嫌な1日であったことだけはわかった。
こうやって書くとおじさんにトゲがある表現に伝わってしまっていたら申し訳ないです。
やはり、70年も人生を重ねている大先輩なのですごいなぁと思う箇所も要所要所にあった。
例えば、
大分県の◯◯地区は人が冷たいなど、旅行で数日しかいないのにあたかも地区全体の人が冷徹な人だと見極められる洞察力。
昔は道の駅どこでも24時間解放していた。複数で旅行してるライダーのマナーが悪くて休憩所が次々と利用しづらくなっていると教えてくれている矢先に煙草の吸殻を草むらに投げ捨てれる行動力。
・・・勉強になりました。。
起きていればいるほど、話しかけられると思って、ブログの更新作業もしないまま寝袋に入るのであった。
“島根県9日目、『うん。うん。』『はぃ-、大変でしたね。』【水木しげる記念館】” への1件の返信