高知県の山奥で起きた33日目。
再び、にこ淵へ
今日は朝から雲1つない晴天であった。
8時過ぎから動き始め、にこ淵には10時半には着いた。
にこ淵に降りてみるがまだまだ陽が差してきていないので隅っこでひたすら待った。自撮り棒持って、カメラの前でニコッとかグッドポーズをとってる男性もいた。
待ち続けること2時間。光が全体的に差し込むようになる。
昨日のライダーのおじさんの言葉がよみがえる。
『晴れていると太陽の光が底まで届き、それはまるで空を落としたかの様だよ。』※そこまで言ってません。
待った甲斐がありました。経験則からにこ淵には、12時以降の晴れた日に行きましょう。(多分14時過ぎちゃうとまた陰ってしまいそうな感じです。)
それは突然やって来る
にこ淵を堪能した後はゲストハウス『はりまや橋ゲストハウス』に向かう。一泊2,800円であり漫画喫茶より少し高いがチェックアウトが11時までと遅い時間に設定してあるところがよい点である。また、ドミトリータイプの宿にも泊まってみたかったから以前から予約をしていたのだった。ドミトリーとは、相部屋前提の部屋でこんな感じである。
ゲストハウスがある高知市に向かう途中、突然自転車からの振動が強くなる。今まで頑張ってきてくれたタイヤもパンクをしてしまった。
道路の横ですべての荷物をパージして、パンク修理に取りかかる。
パンク修理なんてやったことがないから、YouTubeでまずは勉強をして見様見真似でやってみる。
一時間以上の格闘の上、なんとか修復完了。
自転車のパンクが再発しないか心配だったがゲストハウスまでの20キロを耐え抜いてくれた。
ゲストハウス到着
管理人さんから部屋の場所など案内を受ける。8つのベットが一部屋にありそこに泊まるのだが、外国人さんが3名も来ていた。(その内2人はアメリカ人っぽい女性であった)今日の宿泊者は合計6人で1つ屋根の下状態の生活である。
共通のリビング、水場、冷蔵庫などなど。
まずはお腹が減っていたので近くを歩いて散策する。すぐの場所に家系ラーメン屋さん発見でテンションがあがる。
ラーメンを中盛にしたせいかだいぶお腹にたまった。大満足してゲストハウスに戻る。
お風呂タイム!昨晩のキャンプ場などで濡れタオルで体を洗ったり、水道でシャンプーなどはしていたが、久々のお風呂であった。風呂場が狭いというのを管理人さんも言っていたので、覚悟はしていた。しかし、実際は狭いという表現では誤解を生むものであった。「狭い」ではなく、「入っていない」が正しいのではないかなぁと思った。
普通のお風呂場は、浴槽があってシャワーを浴びるスペースがあると思う。しかし、ここでは、シャワーを浴びるスペースが脱衣所になっているのだ。
つまり、浴槽でシャワーを浴びると脱衣所にある着替えもシャワーを浴びることになる。縮こまってシャワーを浴びて被害を最小限にするのが精一杯であった。
お風呂から上がり、共有スペースでゆったり甘いコーヒーを2杯飲んで寝るのでした。
久々の寝返りを打てるふかふかベットで最高!