山形県3日目、走れミズキ!


142日目。7月25日。

6時起床

道の駅鳥海にて起床。昨日から既にスマホの通信制限がかかっており苦労している。

十六羅漢岩

早々に出発をしてまずは『十六羅漢岩』というところに行った。岩に僧侶の姿が彫られていて、へぇぇ-。っと思う場所。

山形県→秋田県

今日の夜には秋田市でネッ友と食事会が予定されているために何としてでも秋田市までは進まないとならない。そんなこんなで、秋田県到着。

白瀬南極探険隊記念館

秋田県に入ってすぐの にかほ市はミュージアムとかが沢山あって見所ある町であった。

日本初の南極探検家、白瀬矗【しらせのぶ】の記念館『白瀬南極探険隊記念館』に行ってきました!

1912年に日本人で初めて南極点到達を目指した男の生涯が綴ってありました。

~アイスボーン!

~当時は他の国々も南極点を目指していてノルウェーとイギリス、日本の3か国が同時期にその挑戦に挑んでおりました。

結果的には、ノルウェーが一番最初に南極点にたどり着き、その後にイギリスが到着。そのイギリス勢は帰路で力尽きて全滅。

その後に白瀬率いる日本勢が南極点を目指すが途中で力尽きて、引き返すこととなりました。

その後白瀬は船を買ったときなどの借金の返済をする日々となったそうです。
この三者はそれぞれ、栄光・死・苦痛を与えられました。他人事じゃない話でもあるのでいいところに振り分けられたいなぁ-と切に思った。

TDK歴史みらい館

大きな企業だとその企業の歴史や製品を紹介するミュージアムみたいなものを持っていることがある。TDKという会社もそうで、展示内容が気になったので行ってみた!

主にはフェライトという酸化鉄が主成分の製品を手掛けている。フェライトは磁性体(磁力を持つ性質)で色々な電気製品の中に使われている。

磁性に関する製品に強くラジオやテレビの部品や磁気テープ(カセットやビデオなどの黒いテープ)から始まり、電化製品に多く組み込まれているコンデンサー(電気を一時的に貯蔵したり、電圧を安定させる部品)と呼ばれる部品の勉強が出来ます。

そういう堅苦しい展示内容だけじゃなくて、teamLabとのコラボ展示もあります。teamLabとは、多数のパソコンやプロジェクターを用いてデジタル映像を手掛けている集団です。

このTDK歴史みらい館は入場無料なのに、teamLabの作品を見れるのがすごいと個人的には思いました。

秋田市を目指す

観光を終えて、先述の夜の飲み会に間に合うために秋田市を目指していた。それなのにあり得ないタイミングでパンク。

早業で修理を終えた。

そして、少しこぎ始めていて突然、後輪がロックされてガガガッといって進まなくなる。焦って後輪を見ると、ギアを変える部分がめちゃ壊れていた。

写真だとどうなってるかわからないだろうが、後輪に絡んでしまっていて押して歩くことも出来なかった。多分スポークが折れていたのを野放しにしていたのが問題であったと思う。ほんとに走行不能になったのでレッカーを呼んだ。

これでレッカーを呼べる回数はすべて使ったので、これからは自分でどうにかするしかない。しかも、壊れた箇所が厄介でサイクルベースあさひ という大型自転車チェーン店で聞いたところ在庫がなくて1週間くらい取り寄せるのに時間がかかるらしい。

他の店舗に聞いても同じような回答だった。そういう状況をレッカーの運転手さんに言ったら、たまたま趣味がサイクリングで地元のいい自転車屋さんを紹介してくれた。


売り物の自転車から壊れたパーツを移植とか融通が効いたことをしてくれるとの話であった。今回もそうで、すぐに直してくれた。また、スポークがポキポキ折れる問題も中古のホイールに交換をしたのでしばらくは心配することはなさそうである。

秋田市へ

自転車の修理は終わったのはいいが、夕方にもなってしまった。
このままでは飲み会が間に合わないので、自転車は最寄り駅のホームに置いて電車で秋田市に向かうことにした。

小さいホームで切符が売られていなく心配していたが電車のなかで車掌さんが発行してくれるシステムであった。

その男きんたにつき注意

今日はネットゲームのドラクエにて友達になった秋田在住のきんちゃんと言う方に会いに行った。
年も近くて独り暮らしの男性なので泊めさせてもらうことも大いに期待していた。

事前にTwitterでもアンケートを採って過半数の指示は得ていた。

~人でなしが2人いた~

そんな思惑もありながら飲み会が始まった。

私よりも少し年上なのだが株で負けてあまり貯金もないのに色々と良くしてくれた。

居酒屋、ダーツバー、ラーメン屋と はしごして夜が深くなっていった。

深夜の1時を過ぎてお開きとなり宿泊のお願いを改めてかしこまってしたのだが全然ダメであった。
ほんとに引いても押しても、なだめてもすかしてもダメだった。

きんちゃんと別れた夜の秋田市街に独りだけになった。

スマホのバッテリーも残りわずかだし、通信制限かかってて調べるだけでもめんどくさかった。

そして、飲み過ぎで頭が痛いのと、公園に捨てられた悲しさで辛かった。

バス停にベンチがあったので頭痛が良くなるように横になって眠ることにした。

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