秋田県6日目、徒歩ダーの勧め


トラブルが続きます177日目。7月30日。

5時半起床

道の駅みねはまにて起床。いつも通り何回も物音で起き、何回も寝た。

青森県目指して

今日は青森県目指して進みます。

途中の道の駅で休んだりをしながら進んでいきます。

下り坂を降りていると後輪がパンッ!と言ってパンクした。

ずっと乗っているときに違和感はあってチューブがイビツなことは想像していたがバースト(破裂)するとは思わなかった。

ただちに近くの道の駅まで戻り、修理を始める。

チューブを見てみると穴というか亀裂が出来ていた。

前にチューブを買ったのだが、交換するときに失敗してダメにしてしまって今のこれしか残っていない。なので、どうにかして今付いているこれをまた走らせないといけない。

穴が大きすぎるので1つのパッチではどうしようもならず3連にして繋げて貼った。

そして、上からテーピングで補強をするという工学部の4年間の集大成の様なものができた。

~工学部の集大成!~

卒論を出せるレベルだ。っと自負をしてためし乗りしたところ、空気も漏れることなく進めた。すばらしい!

私のものづくり力の前に屈服したと思って荷物を全部積んで走ったら5分もしないうちにみるみる空気が抜けていった。

秋田県→青森県

パンクするのもバーストするのも仕方ないと思うがタイミングを考えて欲しかった。

田舎道で途方に暮れながら、これからどうしようか考えながら進んだ。

そして、青森県に突入した。

前をみても万里の長城の様な長い道だけが続いている。

Google Mapで近くの自転車屋さんを調べても20キロ以上先でためしに電話をしてみても、既に営業をやめたとかであった。

もう少し先を検索して電話をかけるがタイヤに合うチューブを扱っていないとかで絶望的であった。
とにかく方言が強くてなんて言ってるかわからん!

ヤキモキしながら市街に行かないと無理なのかなぁと諦めていた。

青森市街には100キロ以上の距離があり真面目に3日間くらい歩かないと着かない距離であった。

汗だくであーでもない、こーでもないと考えながら進んでいた。

そして、ピピピとアイデアが浮かんだ。戻る手があった。

そう思って調べてみると30キロくらい戻ればチューブを売っている店舗があることがわかった。

なのであとは駅まで行けば自転車を置いて電車で買いに行ける。

そう思って炎天下の中、歩き続けた。

徒歩ダーの勧め

日本一周をしている人は探せばゴロゴロ出てくる。

しかし、手法は色々あり、バイクや車から始まり、自転車そして徒歩などが挙げられる。
徒歩で長距離移動をしている人を徒歩ダーというのだが、今日はそれの気分だった。

この頃自分は平均時速20キロくらい出して走っているのだが、徒歩は5キロしかでない。

つまり、6時間歩いても30キロしか進むことができない。

そう考えると絶望的な旅のスタイルだとおもった。

そして何より暑くて疲れる。

自転車であれば風を切って涼しい時もあるので気持ちいいのだが徒歩はほんとキツイ。

3時間苦痛に耐えながら歩いた。

そして、十二湖駅に到着!

能代駅へ

十二湖駅は2、3時間に電車が1本くるみたいな感じの秘境であった。

2時間くらい待ってから電車に乗る。

他の皆様電車の写真をパシャパシャ撮っててなんかで有名になったっぽい?

1時間かけて今日来た道を電車で戻る。

そして能代駅に着いた。

自転車で来たときは気付かなかったがバスケが強い所らしい。

能代駅周辺の自転車屋さんでチューブを買って、また電車に乗って『道の駅みねはま』へ。

今日の出発地にまた戻ってきた形となった。
今回は部屋のなかじゃなくて屋外のテーブルで就寝っと。

今日のソフトクリーム
十二湖駅、青池ソフト300円

おすすめ度:★★★★☆

明日行く観光地 青池の先取りでソフトクリームだけ食べた。

ヨーグルト味でさっぱり、夏にぴったり!

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