自転車生活、14日目
漫画喫茶のナイトパックは8時間のため、8時間以内に店を出ないと追加料金がかかってしまう。しかし、寝過ごしてしまい、起きた段階で入室から10時間を越えていた。
漫画喫茶は居心地が最高でここから野宿に向かうとなると相当腰が重く感じた。
取り合えずお昼をここで食べようと思って注文。
大阪は栄えているので最初に寝床を決めておこうと思って、調べる。明日の大阪の天気は午前が雨の予報になっていた。
仮に公園に泊まった場合は、朝5時くらいにテントを撤収したらその後は雨と戦わないとならない。なので、チェックアウトが遅い宿泊先。つまり、キャンプ場を探すことにした。
丁度いい距離に、『大阪市立信太山青少年野外活動センターキャンプ場』という場所があり、一泊1,000円もしない金額であったためここを今回の目的地とした。
重い腰をあげて漫画喫茶を出て、自転車を漕ぐ。
和歌山市は本当に都会といって過言ではなかった。走っていると、店からの誘惑がすごくある。
マクドナルド、カツ家など好きな店舗が立ち並び最終的にはミスタードーナツもあり、かなり足止めをしてきた。
しかし、ぐっと我慢をして大阪を目指す。
和歌山県と大阪府の間に峠があり、そこを登ると大阪!
大阪にはいると道はほぼ平坦で同じ距離を進むのでも和歌山と大阪の違いがあった。
走っていると、高校生くんに頑張って下さいと抜かされるときに言われたりもして気持ちよく走っていた。
そして、宿泊先のキャンプ場についた。
敷地も広くどこで手続きをしていいかわからなかったため電話で聞いてみることに。そうすると、月曜は休みだと言うことが判明した。少しでもキャンプを楽しもうとチョコマシュマロを買っていったのに悲惨なことになった。
勝手にキャンプ場を使うのも問題になるかと思って、他の宿泊先を検索する。
そしたら、漫画喫茶がすぐ近くにもあることがわかった。これが都会の凄さなのである。キャンプ場がなくても他の手がいくつもある。
同じような状況が和歌山であれば、公園に裏切られ夜の道を恐怖と戦いながら進むことになる。
案外早くについたので、漫画喫茶の近くのマクドナルドで時間を潰してから漫画喫茶でねた。
全国漫画喫茶巡り?笑
目的地が漫画喫茶で死に物狂いで走るってなかなか滑稽ですよね