油断してると雨です!206日目、8月28日。
7時起床
道の駅おこっぺの列車内にて起床。
二度寝を繰り返していたが、7時くらいに本腰をあげて起きたと思う。
窓から日が射す朝の列車で出発の準備を行う。
朝御飯はセイコーマートです!
蒲焼き味ならば外れはないですね。
腹ごしらえも済ませ出発です。
紋別市
ボチボチ走ると『紋別市【もんべつし】』に着いた。
ここは最近見るなかで一番の都会です。
ケンタッキーやTSUTAYA、モスバーガーなどが連なっていて、ここならば不自由ない生活が送れそうだ。
更に進むと今日のお楽しみポイントでもある、『オホーツク流氷科学センター』に着いた。
オホーツク流氷科学センター
ここ紋別市は流氷が辿り着く町でもあるため、このようなミュージアムが作られている。っと思う。
久々のミュージアムに心踊ります。
まずは北極熊のお出迎え!
なかなかスリムな熊ですね。
続いてはクリオネの群れ!
以前に違う水族館で見たときは10匹くらいしかいなかったのですが、ここは900匹いるそうです。
ふりかけのようにバラバラいっぱいいます。
メルヘン視点ではこうなります。
そして極めつけは厳寒体験です。
わくわくしちゃいますね。
その前にまずは準備です。
ふわふわのジャケットと手袋を借ります。
そして、マイナス20℃の世界へ。
実際の流氷が祀られている神社。お賽銭箱も氷製です。
あとはカッチカチにされた植物たち。
花も凍っていますが、鼻も凍ってきております。
呼吸する度にスースーして気持ちいいのですがどんどん冷えていきます。
あと、ジャケットが冷えてきて動く度にジャケットに触れるので冷たさを感じます。
これは凍ったシャボン玉です。
床に凍って落ちています。踏むとフニュって感じで壊れます。
鮮魚コーナーでは魚の説明などが書いてあるのですが、この頃には体が冷えてきているので読めたもんじゃないです。
筆者はスーパーの冷凍品コーナーに顔を突っ込んで呼吸するというのが好きで子供の時にしていたのですが、それに近い感覚でした。
キシリトールを鼻から吸ってるぞ-!みたいなイメージです。
なので、お手軽にマイナス20℃の世界を体感されたいかたはお近くのスーパーの冷凍品コーナーに行って、スーハースーハーすることをお勧めいたします。
結構病み付きになってしまうのですよね、あれが。
ガリンコ号
流氷科学センターの近くも楽しいことになっていた。
まずは、カニの爪。
写真で見ても大きいとわかりますが、実際はもっとドでかいです。
そしてガリンコ号です。
流氷の中を進めるようにガリガリできる箇所が付け足されてますね。
4基のガリガリ装置を搭載しています。
これをみてモゲラを連想できればドリル愛好家ですね。(螺旋はグレンラガンではなくモゲラですよ。)
お昼はセイコーマート。
買ったあとに気が付いたのだが、辛いものを欲していたっぽい。
旅の途中はいつも雨
桃岩荘のオリジナル楽曲で『旅の始まりはいつも晴れ』という歌があるのですがこの頃はその感覚が全然なく雨なんです(T△T)
今日も夕方くらいから雨が降る予報だったのだが、時間にも余裕があったのでそこまで焦ってはいなかった。
しかし、頬にポツリと冷たい滴が落ちてきた。
そして風も突然強くなってポツリ、またポツリと雨が降ってきた。
しばらくしていたら止むかな-っと思ってバス停で休んでいたのだが、どんどん空は暗くなっていった。
ため息混じりでカッパを全身装備して雨の中を進む。
目的地までは19キロもあって1時間半くらい多分走った。
横をトラックが通る度に霧状の道路水をかけられたり、靴がぐちょぐちょで気持ち悪かったりで滅入っていた。
計呂地交通公園
なるべく無心を貫いて走り続けた。
そして、着いたのが『計呂地【けろち】交通公園』という場所。
ここにライダーハウスがあるのでここで宿泊させてもらいました。(1泊300円)
今日はグレートアップしてSLの中で寝ます。
8人まで収容することができます。
同じくらいに時間に他のチャリダーの人もチェックインしていた。
道中でもその自転車に抜かれたので覚えのある自転車だし、もっと言うと出発地のおこっぺの道の駅で見た顔だった。
チェックインの手続きを終えて話しかけてみるとやっぱりそうだった。
彼は三重県出発の日本一周チャリダー。
出発地点も私と近いし、出発日も3月だし大体回ってきたところも同じであったから話しは尽きる感じはしなかった。
そこそこ話してお夕飯のために自分は出掛けた。
ライダーハウスの周辺にはコンビニやスーパーなどが皆無で酷いものであった。
一応ライダーハウスの迎えは魚屋さんみたいでそこでお米とカップラーメンだけ買って食べた。
明日も1日雨で停滞する予報なので食事に大いに不安が残りながら眠るのであった。